40代、50代からのバス、タクシーへの転職のススメ

45歳から52歳にかけて、ブラック会社での営業社員、タクシー運転手への転職を経て、路線バス運転手への転職を果たした私の実体験と、路線バス運転手、タクシー運転手の日々の仕事をご紹介しています。 ブログ(最新記事更新中)も見てね。

【路線バス】車両トラブルについて

私が現在勤務するバス会社の営業所のバス車両には、製造年月日が20年以上前で、走行距離が100万㎞近くというものが結構たくさんあります。
当然定期検査はきちんと行なわれていますが、そうは言っても、これくらい年季が入ると、どうしてもいろいろな不具合や故障が起こりやすくなります。
おそらく外からだと、そんなにトラブルが起きてるようには見えないでしょうけど、小さなトラブルも含めると、実際にはかなりの頻度で発生しているんです
 


 毎回乗車前には、車両点検を運転手自らが行ないます。
各ライト、方向指示ランプ、ブレーキランプ、ハザードランプ等の点灯状況、タイヤの空気圧、ボルトのゆるみ、エンジンオイルの量、冷却水の量、ファンベルトの張り、運賃箱の作動状況等々をチェックしますが、それでも途中でいろんな事が起きてしまうんです。

基本的に、各ライトや室内灯等の球切れの交換や、オイル、冷却水の補充など、自分でできるメンテナンスは自分で行ないます。

ただ、どうにもならないトラブルが起きて走行不能となった場合は、バスを安全な所に止め、お客様に事情を説明し、お詫びをしてから他のバスに乗り換えてもらい、後は援護を待ちます。
私はこれまでに、このような走行不能の状態となって、4度乗り換えてもらいました。
①フィンガーシフトのギアが入らなくなり走行不能
②ファンベルトが切れてオーバーヒートし走行不能
③ブレーキ関係の警報音が止まらず走行中止
④サスペンションである板バネが折れて後輪がゆがみ走行不能

また、走行不能や走行中止にはならなかったものの、次のようなトラブルが何度か発生しました。
〇ワイパーがきちんと作動しない
〇中扉が開かない、閉まらない
〇整理券が出ず、音声案内もストップした
〇マイクから音が出ない

運行中にこのようなトラブルが起こると、もうその事ばかりが気に掛かり、運転に必要な手順や操作が疎かになってしまいがちになります。
そうならないようにずっと集中力を維持し続けるため、運行が終わった時には本当にぐったりです。

このように、現実にはトラブル対処が必要な場面が意外と多くありますが、何度か経験してくると段々慌てずに対処できるようになってきますので、ご安心ください。