40代、50代からのバス、タクシーへの転職のススメ

45歳から52歳にかけて、ブラック会社での営業社員、タクシー運転手への転職を経て、路線バス運転手への転職を果たした私の実体験と、路線バス運転手、タクシー運転手の日々の仕事をご紹介しています。 ブログ(最新記事更新中)も見てね。

【路線バス】トイレの問題

バスの運転手にとって、意外に影響の大きなポイントとして、トイレが近いかどうかという問題があります。



一度、タクシー運転手時代の同僚にバス運転手を勧めた事があるんですが、そいつが「俺はトイレが近いからバスはダメだ。タクシーならまだ融通が利くけど。」と言って、断ってきました。
私はそれ程意識した事は無かったんですけど、なるほどそう言われると、バスの場合は、ちょっと止めてトイレへと言うわけにはなかなかいきませんね。

私の今の運行ダイヤでは、1回の運行が約1時間程度で、これを休憩を挟んで繰り返します。
だから、そういう意味では、1時間くらいトイレが我慢できるなら問題無いという事になるんですが、実際にはいろいろとイレギュラーな事が起きるんですよね

私も、1回の運行が終わって次の運行までの休憩時間に、必ずトイレを済ませるようにしているのですが、実はこの休憩時間には長短があります。
短い休憩時間だと、10分~20分程度しかないものもあります。

ご承知の通り、バスは朝夕のラッシュ時などの道路事情により遅れが出るのが常です。
10分~20分程度の短い休憩時間だと、遅れがこの休憩時間部分に食い込んでしまい、次の運行の発車前に休憩残時間ゼロという状況が起きてしまいます。

それでも、明らかに我慢できない場合は、発車を遅らせてでもトイレを済ませるのですが、「んー、ちょっと行きたいけど我慢できるかもしれんし、発車遅らせるのも面倒だからこのまま行くか…!」というのが落とし穴なんです。
こんな感じで、次の運行ダイヤを発車してしまうと、時折地獄の苦しみを味わう事になります。

ちょっとだけ催していたはずの尿意が、予想を超えて増幅されて行き、「あー、まずい。すごくトイレに行きたくなって来た。」というような事態になることがあるんです。
こうなると地獄です。
ましてや、こんな時に渋滞でもあろうもんなら、もう大変な事になります。

トイレを我慢しながらの運転は皆さんも経験がおありでしょうけど、ワンマンバスの場合は意外とやらなければいけない事が多いので、頭の中がトイレの事でほぼ一杯になった状態は非常にデンジャラスです。
運転が雑になっても、お客さん対応が不十分になっても、それがどうしたという感じになってしまいます。
私は、一度この経験をしてからは、少しでも尿意があると、必ずトイレを済ませるようにしています。

私はまだありませんが、運転手の中には、運行途中に公園前やコンビニ前に止めて用を足したという者もいます。
これが出来そうでなかなか出来ないんですよね。
お客さんへのお断りの第一声をよっぽどハッキリと決断しないと、ずるずると走ってしまうんです。
トイレがある場所の前を走るタイミングの問題もありますしね。

結論としては、遅れを考慮して2時間程度連続して我慢できるなら、あとは休憩時間にきっちり済ませる事で、トイレの問題は解決です。