40代、50代からのバス、タクシーへの転職のススメ

45歳から52歳にかけて、ブラック会社での営業社員、タクシー運転手への転職を経て、路線バス運転手への転職を果たした私の実体験と、路線バス運転手、タクシー運転手の日々の仕事をご紹介しています。 ブログ(最新記事更新中)も見てね。

もうすぐ丸5年です

来月の15日で、この会社に入って、つまり路線バス運転手になって丸5年となります。

朝の出勤時間が早いとか(4時起きの日もあります)、午後から3往復するダイヤがあってその日は休憩時間も少なくキツイとか、早出待機の制度(何度もご紹介している当社独自の制度です)がイヤだとか、細かい事を言えばいろいろとありますが、結果この転職はやはり正解だったと思います。

拘束時間が長いとは言われるものの(私はそこまでとは思いませんが一般的にはそう言われています)、始業時間と終業時間はずっと先まで明確に分かるし、不意な残業は無いし、営業日報等の作成は不要だし、成績ノルマは無いし(乗せたお客さんが少なかったから月給が減額されるということはありません)、有給休暇は堂々と申請できて人数等の物理的な要因がクリアできればすべて消化できるし、年収はまあそこそこあるし、一度ドロップアウトした私のような人間が生き延びるにはいい環境だと思っています。

もちろん嫌なところもありますよ。

上記のような勤務形態上の事柄のほか、仕事の中身について言えば、やはり恐ろしく単調なところですかね。
まあこれは、余計なことに気を使わなくてもいいという側面でもありますけど。

それから実際の運行時に関しては、一般車の運転と、お客さんの動きがボディブローのように効いてきますね。

一般車は、やはりバスに対しては強気な運転をしがちで、急な割り込みや、発進時の不協力などは日々のストレスになります。

お客さんの動きもなかなかのストレスですね。
走行中の席の移動や空いた席に座ってくれない等、車内事故につながりかねない状況や、「路線バスでのデキゴト」でご紹介しているような出来事は、地味に効いてきます。

とこのように、5年勤めてみた感想を書いてみましたが、迷わず6年目に突入していくのであります。


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平日休暇のいいところ

当社の勤務形態は、5勤1休が基本となっています。
5日間勤務して1日休みというリズムを繰り返します。
なので、毎回公休日が1曜日ずつ前にずれていくことになります。

月曜日が公休日だったら、火・水・木・金・土と働いて、次の公休日は日曜日となるわけです。
というわけで、平日・土日と、すべての曜日が順番に公休日となります。
私は個人的に土日は休みたいという思いがあったので、公休日が全部土日だったらいいのにとずっと思っていました。

ところがつい最近になって、平日に休みがあってよかったと思うようになりました。
何故かと言うと、実は56歳にしてゴルフを始めたからです。
厳密に言うと、約40年前の高校生の時に、父親について行った練習場での打ちっ放しが最初のゴルフだったのですが、当時のゴルフにはお金がかかったので、就職して出世したら本格的にゴルフを始めようと決めて以来、出世せずに40年が過ぎてしまったんです。

残り人生も短くなり、最近では昔ほどお金のかかる遊びではなくなったと知って、この歳になって恐れ多くも始めちゃったんですよね。
そのゴルフのコースでのプレイが、平日が断然お得なんです。
しかも人が少ないのでゆったり回れるし、いい事ずくめです。

ゴルフをされる方、平日に休みがあるバス運転手はいかがでしょうか。


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休日明けの出勤の憂鬱

恥ずかしながら、仕事にやりがいを感じるタイプでも、仕事が楽しくて仕方がないというタイプでも、ましてや仕事に命をかけるタイプでもないので、休日明けの出勤というのが苦痛でした。

でも、正直なところ、今はそれほどでもありません。
営業のサラリーマンのときは、あの作業をいついつまでにやらなきゃとか、新規に訪問して確実に結果を出さなきゃとか、あのトラブルの件を引き続きフォローしなきゃとか、営業用の自分を演出して対応しなきゃとか、前の晩にそれはそれはいろんな事を考えてひたすら憂鬱になっていましたけど、今はまじめに安全にこれだけやればいいという感じですから。

仕事に前向きな人には物足りないんでしょうけど、私には向いていたみたいです。

そんなわけで、そこまで憂鬱になる事も無く休日の夜を迎えています。
まあ、会社に行くのが楽しみというわけでは、まったくないんですけどね。



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路線バス運転手として4年目を迎えました

早いもので、52歳で路線バス運転手としてデビューしてから丸3年が経過し、なんとなんと4年目を迎えることができました。

大型免許を取得したのも50歳を過ぎてからで、正直大丈夫なんだろうかと思うところもありましたけど、なんとかここまで大過なくやって来れました。
と言うと、何か結構大変だったように聞こえるかも知れませんが、実際はそうでもありませんでしたよ。

今ではすっかり馴染んじゃったような気がします。

というわけで、まったく未経験から路線バス運転手に転職した3年間を、ちょっとだけ振り返ってみました。


まず運転技術面ですけど、最初はやっぱり内輪差の感覚がなかなか掴めず苦労しましたね。
狭い道のカーブで小さく回り過ぎてガードレールにガリッとやったりもしました。

感覚が掴めて「もう当てることは無いな」と思えたのは、1年くらい経った頃だと思います。


次に職場環境面として、私の入った会社では、運転手の間に係長とか主任とかの形式的階級がないので、基本的にフラットな関係で接することができました。

ただ、そうは言っても、やはり入社暦の長いものは一目置かれるのが自然のようで、緩やかな上下関係のようなものが形作られているのは否めないですね。

このバス業界は平均年齢が高く、うちの会社でも40代が中心となってはいますが、私のように50歳を過ぎてから中途入社すると、当然ながら殆どの者が自分より先に入社していながら年下という状況になってしまいます。

そうなると、むしろ形式的階級が無いだけに、こちらも周囲も、お互いの立ち位置というか扱いが難しいと感じることがあるかもしれません。


最後に待遇面ですが、やはり私の場合に関しては、3年の経験をした今でも、直前に経験した営業職よりも、仕事の内容も給与も休暇・残業状況も良かったと思います。

ひとつ問題があるとすれば、実質睡眠時間が十分に取れないシフトの日がある事くらいですかね。
前日の勤務が終了してから次の日の勤務を開始するまで8時間を空けることが義務付けられていますが、これは形式的な時間規定で、通勤時間や食事・入浴時間は考慮されておらず、実質的には睡眠時間が一般的に考えても不十分な日があります。


以上3年間をざっと振り返ってみましたが、私にとって52歳での路線バス運転手への転職は、総合的にみて正解だったと感じています。


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2年半が過ぎました

52歳で初めて路線バス運転手になってから、早2年半が過ぎました。

やはり、大型車両運転の上達ポイントは「慣れ」というのは間違いないようで、今では狭い道の飛び出た電柱と対向車との間を通過するような時も、サイドミラーをチラチラと何度も見ること無しに身体の感覚で通れるようになってきました。
この歳でも、ちゃんと新たな感覚が身についてくるものなんですね。

でも、時にふと自分の姿というか状況というか、これに違和感を感じることがあるんです。
たとえば市内中心部にあるバスターミナルに入ったとき。
ここには県外からの長距離バスも含めて、すべての会社のあらゆるバスが集まります。
並み居る様々なバスや運転手の中に、自分もバスを運転して加わっているということに違和感を感じてしまいます。
私がお客さんを乗せてこんなところに居ていいんだろうか、というような感じでしょうか。

また、少し長い休暇明けに乗務を開始したとき。
このときもバスを運転している自分の姿や状況に違和感を感じてしまいます。

少し前まで、自分がバス運転手になるという発想が全く無かったからでしょうか。
現実感がないというか、ちょっと不思議な感覚になります。

それでも先に書いたように、着実に仕事に慣れてきているようですので、やっぱりこの仕事に就いてよかったと思っています。
ただひとつだけ正直に言うと、あくまで私個人の感想として、スーツ姿のサラリーマンにちょっとだけ引け目を感じてしまうことはあります。
サラリーマンとして失敗しちゃった経験からくるんでしょうけど、そんな感情があることは事実です。



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