40代、50代からのバス、タクシーへの転職のススメ

45歳から52歳にかけて、ブラック会社での営業社員、タクシー運転手への転職を経て、路線バス運転手への転職を果たした私の実体験と、路線バス運転手、タクシー運転手の日々の仕事をご紹介しています。 ブログ(最新記事更新中)も見てね。

十円玉よ永遠に

バス停に停車すると、そのおじいさんは前扉の方へツカツカと歩いてこられ、料金箱に併設された両替機に百円玉を投入されました。

そこまでは見ていたのですが、その後ろに並んでおられたお客さんから、ある施設への行き方を聞かれて、しばらく受け答えしていました。

受け答えが終わっても、ん?、おじいさんまだいるな…。
ふと、何か違和感を覚え、両替機に目をやると…。

なんと、両替機の受け皿が、十円玉で一杯になっているではありませんか。
しかも、その一杯になった受け皿の十円玉は、おじいさんに拾われては投入口に入れられ、そのまま受け皿に返却され、また拾われては投入口に入れられ、そのまま返却されを繰り返しているんです。

おそらくおじいさんは、両替機の投入口を料金の投入口と思い込み、すべての硬貨を投入し、百円玉と五十円玉はすべて十円玉に両替し尽くされ、それでも容赦なく十円玉を投入口に強制送還し続けていたものと思われます。

この神々しい光景を、しばらく見ていたいような気もしましたが、時間がないのでやめました。

おじいさん、お疲れ様でした。


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